【保育園を経営している方へ】園児募集に悩む保育園を救ったサイト改善



深刻な社会問題になっている保育園不足。
施設数の増加が求められている今、新たに保育園経営に参入する企業や個人が増えています。
 
しかし、経営には多くの課題があります。
保育士の雇用、建物や設備の基準、衛生管理、防災管理などと考えることが山積みです。そして、多くの保育園経営者を悩ませるのは園児募集でしょう。
 
せっかく保育園を立ち上げても入園希望者が集まらず、経営危機に陥ってしまうケースが多々あります。
 
この記事では川崎市の認可外保育施設『Nicotama International School』がWebサイトの改善で入園希望者を急増させた事例をご紹介します。
 

『Nicotama International School』とは?



『Nicotama International School』は神奈川県藤沢市にある『Shonan International School』の姉妹校として誕生した川崎市地域保育園であり、弊社の一事業です。
 
湘南地域で長年に渡って経営されてきた『Shonan International School』は独自の教育メソッドが評価され入学希望者は絶えません。そんな人気校の教育を東京都内でも提供しようという志から、クラウドファンディングで資金を調達。『Shonan International School』の先生方の協力も得て、『Nicotama International School』を設立することができました。
 

入園希望者が集まらず経営が悪化…そして立ち退き…



しかし、思うように入園希望者は集まりませんでした。ぽっと出の教育施設に大切なお子さんを預けようと思いにくいのは当たり前です。

さらに施設から聞こえてくる子供達の声に対し、近隣住民から苦情が入り、次第には立ち退きを求められました。保育施設に関わられている方ならお分かりだと思いますが、保育園を運用できる物件を見つけるのは簡単ではありません。

私達は保育園経営の難しさを痛感しました。

その後、新しい物件をなんとか見つけ、現在の川崎市高津区へ移転。入園希望者の募集状況が芳しくない状態での移転は経営を圧迫しました。
 

相次ぐメディア掲載!…なのに入園希望者は増えない!!

私達はWebを中心に募集活動を行っていました。

当時、『Nicotama International School』のWebサイトは各メディアで紹介されるなど、デザインに対して一定の評価を得ていました。

さらには検索流入もそれなりあるという理想的な状態。なのに肝心の資料請求や見学予約数は思うように増えなかったのです。ジワリジワリと経営状態が悪化する中で、私達はデータをもとにしたWebサイト改善の実行に至ります。

データアナリストを投入し、蓄積されたアクセスやユーザーの分析を実施。すると、問い合わせしてくるユーザーの共通項が判明し、ターゲット像が明確になっていきました。

データを根拠にしたサイト改善で黒字化!

いよいよ改善です。私達たちが重視すべきはスピードでした。

経営状態が良くない状況でサイト自体を抜本的に作り直すことは回避しなければなりません。費用も時間もコストがかかります。私達は最小の改善を最速で行う道を選択しました。

データをもとにした細かい改善を繰り返したことで、Webサイトのパフォーマンスは向上していきました。

ここで一つ、事例をご紹介します。私達は掲載写真のA/Bテストを行いました。どのような写真を使えばユーザーの興味を喚起できるのでしょうか。

先生が記録していた写真を使用したA/Bテストでは、男の子の写真、女の子の写真、施設の写真など、様々な写真を使用しました。このテストで分かったのは男の子の写真が最もユーザーの興味を引くという結果でした。サイト上で男の子の写真を多めに掲載しているのはこういった理由です。

テスト結果をもとにサイトの構成を変化させたことで、直帰率やスクロール率など各指標に改善が見られました。


 
やがて黒字化を達成し、経営危機から脱却。現在に至ります。
 

保育園経営にお悩みならご相談ください


 
今、保育園不足問題を解決しようと奮起し、ゼロから保育園を立ち上げる方が増えています。その一方で、経営が立ち行かなくなってしまうケースも発生しています。

保育園経営に悩んだ経験のある私達だからこそ出来るお手伝いがあるはずです。

どんなことでもお気軽にご相談ください。

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